日本人のソウルフード!と言っても過言ではない「カレーライス」。
海外のパン類と一緒に食べるカレーと異なり、ご飯と一緒に食べるところがポイントですね。
東京には「カレーの聖地」と呼ばれるエリアが2つ存在しており、
東東京では毎年「神田カレーグランプリ」が開催されるのに対して、西東京では「下北沢カレーフェスティバル」が絶大な人気を博しています。
今回TOKYO LOCAL(東京ローカル)で紹介するのは、西東京にある「下北沢」のカレー屋さん。
下北沢には美味しいカレー屋さんが星の数ほどあり、どのお店も個性的でカレーの内容が全く異なります。
その中からおすすめと言われても迷いに迷うところですが、カレー大好き筆者がおすすめする絶品カレーライス店を5選ご紹介するので、お気に入りのカレーライスを見つけて楽しんでいただけたら嬉しいです。
大阪マドラス22号店
「大阪マドラス22号店」は、俳優の北村一輝さんが大阪・日本橋にある「カレーやマドラス」の味に激しく魅了され、そのレシピを継承したカレー店。
2019年には東京・赤坂に「大阪マドラスカレー」を開店、2021年には下北沢に「大阪マドラス22号店」をオープンしました。
大阪カレーは現在巷で主流のスパイスカレーとは異なる甘い風味の昭和感溢れるカレーです。
楕円形のシルバープレートにご飯と多めのカレールー、中央には卵黄のトッピング、そして真っ赤な福神漬けが脇に添えられています。
カレーと別添えでキャロットラペがセットでついてきます。
カツや唐揚げなどのトッピングも豊富なので、味変を楽しむこともできます。
スタッフさんがワンオペで頑張っているとのことなので寛大に見守りつつ、美味しくいただきましょう。
般°若
タレントでありコラムニストの、カレーをこよなく愛する松尾貴史さんが2012年にオープンしたカレー店「般°若(ぱんにゃ)」。
店名の般°若は、インド古代の言葉で「叡智(えいち)※」や「知恵」を意味しているのだとか。
※深遠な道理を知りうるすぐれた知恵。
カレーは平たいお皿にご飯とルゥが綺麗に盛られ、カレー以外にビリヤニも提供。
オススメは行った人のほとんどの人が注文しているイカ墨パン粉を使った真っ黒なカツが乗せられたマハーカツカレー。
芸能人により運営されているお店なだけあって、テレビなどのメディアで頻繁に紹介がなされている人気店。
週末にはこちらのカレーを食べにわざわざ遠方から訪れる方など行列が絶えないので、並ぶことも含めて楽しむと良いでしょう。
- 般°若
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- 場所
- 東京都世田谷区北沢2-33-6 スズキビル1F
- アクセス
- 小田急線・京王井の頭線「下北沢」駅 / 中央口・東口から約250メートル / 下北沢駅から217m
- 営業時間
- 【月・木~日】11:30〜15:30(L.O)17:30〜21:30(L.O)
【火】9:00〜11:00 11:30〜15:30(L.O)17:30〜21:30(L.O)
- 定休日
- 水曜
年末年始や夏季休暇などは、 Twitter・Instagram・Facebookなどでご確認ください。
- 予算
- ¥1,000~¥1,999
- 注記
- 諸状況により、掲載情報から変更されている場合があります。事前に施設・店舗までお問合せいただくか、公式サイト等で最新情報をご確認ください。
旧ヤム邸シモキタ荘
「旧ヤム邸シモキタ荘」は、大阪のスパイスカレーの元祖とも言うべく「旧ヤム邸」グループが運営するカレー店で、下北沢に出来た第1号店です。
下北沢のカレー店の中でも1番人気を誇るお店として週末は行列が絶えないそう。
人気メニューは月替わりの 3種のキーマカレーが全てかけられた「ぜんがけ」のカレーで、ご飯の周りには3種のカレーが綺麗に盛り付けられています。
カレーと一緒に「やむカレースープ」という和風出汁が添えてあり、かけて食べることで旨味が倍増され、味に奥行きがもたらされます。
3種のカレーを個別に食べても全てを混ぜても味に変化があり美味しいカレーとなるところが魅力的。
大人気のカレーは是非味わっておきたいですね。
- 旧ヤム邸シモキタ荘
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- 場所
- 東京都世田谷区代沢5-29-9 ナイスビル 1F
- アクセス
- 小田急線・京王井の頭線 下北沢駅より徒歩7分
三軒茶屋から小田急バス下61系統 代沢五丁目バス停より徒歩1分(三軒茶屋から徒歩だと1.7km 25分)
下北沢駅から342m
- 営業時間
- 【月・水~金】11:00~15:00(L.O.14:30) / 18:00~21:00(L.O.20:30)
【土・日・祝】11:00~15:30(L.O.15:00) / 17:30~21:00(L.O.20:30)
- 定休日
- 火曜日
- 予算
- ¥1,000~¥1,999
- 注記
- 諸状況により、掲載情報から変更されている場合があります。事前に施設・店舗までお問合せいただくか、公式サイト等で最新情報をご確認ください。
茄子おやじ
「茄子おやじ」は、下北沢の路地裏に佇む創業32年となるカレーの名店。
店主のセレクションのレコードがターンテーブルに乗せられて心地よく店内にかかり、カレーと美味しいコーヒーと音楽を楽しめる随所にオーナーのセンスが活きたお店です。
カレーのメニューは「やさい」「ちきん」「びーふ」の3種を主軸とする様々な欧風カレーを展開。
カレーの美味しさはもちろん、雰囲気も含めてコアなファンが通い続けています。
最近はテイクアウトやウーバーイーツでの配達も行っていて、ルーはなくなり次第、販売終了。
休日は1時間くらい並ぶとの噂もあるので心の準備を!
- 茄子おやじ
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- 場所
- 東京都世田谷区代沢5-36-8 アルファビル 1F
- アクセス
- 小田急小田原線、京王井の頭線 下北沢駅 徒歩4分
下北沢駅から251m
- 営業時間
- 12:00~22:00(L.O.21:30)
- 定休日
- 無休
- 予算
- ¥1,000~¥1,999
- 注記
- 諸状況により、掲載情報から変更されている場合があります。事前に施設・店舗までお問合せいただくか、公式サイト等で最新情報をご確認ください。
SANZOU TOKYO(サンゾウ トウキョウ)
衣•食•住の熟練者3人の〝ゾウ〟の集いから誕生したというSANZOU TOKYO。
再開発された下北沢の複合施設RELOAD内にある「カレーの店ボンベイ」のカリスマシェフのコウイチ・イソノ氏と様々なルーツを持ったメンバーによるギャラリーとレストランがミックスしたコンセプトショップとしてオープンしました。
店舗ではカレーライス、オンラインではアパレルグッズが販売されています。
8席のみの立食スタイルですが訪日外国人からの評判もよく、カレーの味もスタッフのサービスも素晴らしく行ってみたい!と思わされる下北の新たな名店です。
まとめ
以上、下北沢で大人気のカレーライス屋さんを5軒ご紹介しました。
カレーは、寒い冬にはスパイスが身体を温めてくれて、夏は代謝が上がる一年中食べて美味しい万能な食べ物としていつの時代も老若男女に愛されてきました。
その美味しいカレーを求めて下北沢を訪れ、旧下北沢と再開発されたエリアの魅力を存分余すことなく楽しむひとときをお過ごしいただければ嬉しく思います。