東京の家賃高すぎ問題…。一人暮らしで比較的安く住める駅と周辺環境まとめ!

コラム

憧れの東京に住みたい!と思っても、あまりにも家賃が高すぎて諦めている人もいるかもしれません。
他の都道府県と比べてもとにかく高すぎますし、これから上京したいと思ってもその一歩が踏み出しにくいものです。

そこで今回「TOKYO LOCAL(東京ローカル)」では、一人暮らしでも比較的安く住める駅をまとめてみました。
駅周辺の環境も含め安心して住める賃貸を探していきましょう!

東京の一人暮らしでかかる費用は?

東京に上京し賃貸物件を探す時のために、実際にどんな費用がかかるのかを解説します。

敷金礼金

物件によっても変わりますが、敷金1か月分 + 礼金1か月分などが初期費用にかかってくるお金です。
敷金は、契約中に家賃を滞納してしまったときや、破損した時の修理費用のために予め預けておく費用。
退去する際に、家賃の滞納や修理費用を差し引き返金されるため、賃貸では初期もしくは退去時に必ず必要になるお金です。

一方で礼金は、大家さんに対してお礼の意味で支払うものです。

とはいえ、近頃は敷金礼金なしの物件も多いので引っ越しの予算をみて絞り込み検討するのが賢い物件選びと言えるでしょう。

前家賃

賃貸を借りるときは前払いが一般的です。
先に翌月の1か月分の家賃を支払うこともありますし、契約した日より月末までを日割り家賃として支払うこともあります。

引っ越しのタイミングによっても変わってくるため、月初めであれば当月分だけの支払いになり翌月分は初期費用として支払わないため、予算を抑えることもできます。
月の半ばになると、月末分までの日割り家賃と、翌月で1.5か月分の費用が必要です。

保証会社

賃貸の契約時に、家賃を滞納したときに立て替えてくれる保証会社の利用を求められるケースも少なくありません。以前なら連帯保証人が多かったのですが、最近ではほとんどの場合が「保証会社を使うことで家賃の50%を支払う」必要が出てきます。

更新料も毎年かかってくるため、その都度保証会社に支払うお金もかかります。
連帯保証人が利用できる物件もありますので、契約前に相談してみるといいかもしれません。

仲介手数料

物件の仲介業者や不動産会社などに支払うお金のことです。
物件を案内してくれた、契約の手続きや交渉を代わりに行ってくれた対価として支払います。
仲介業者によっても手数料が大きく変わってくるため、家賃の0.5か月分と安いところもあれば、なかには1か月、2か月分の費用がかかることもあります。

同じ物件でもどこで借りるのかによって費用が変わってきますので、仲介手数料も含め見積もりを取って確認しましょう。

鍵の交換代

入居時に防犯面の観点から鍵を交換する必要があります。
以前の入居者がスペアキーを持っていたら簡単に部屋に入れるようになってしまいますよね。

鍵交換にかかる費用は借主が負担するため、こちらも合わせて初期費用として支払います。
物件によっても変わりますが、15,000円前後で交換できるものがほとんど。
初期費用のなかに記載されていると思うので予め確認しましょう。

東京で一人暮らしでも比較的安く住める駅と周辺環境

東京のなかでも一人暮らし向けの1Rや1Kの相場が比較的安い駅をご紹介します。
周辺の環境も含めて考慮し、選ぶようにしてみてください。

十条駅(北区)

十条商店街もあり、閑静な住宅街も広がる地域です。
1R6.2万円~比較的安い地域になること、築年数は古いものの駅近物件も多くアクセスも抜群です。
治安もいいので女性の一人暮らしにも不便さを感じることはありません。

下町情緒が残り、飲食店も豊富です。

金町駅(葛飾区)

1R5.4万円と都内でも家賃の安い地域です。
駅から離れるともっと家賃も安くなるので、初期費用を抑えたい人にはおすすめ。

常磐線もあり、北千住まで9分と近く複数の路線が通っています。
また、大型ショッピングモールのイトーヨーカドーもあるので買い物にも困りません。

ただ治安がいい地域ではないので、南口方面など住居が多い地域を選ぶのがおすすめです。

瑞江駅(江戸川区)

1R6.3万円と比較的安い家賃で住める地域です。
住宅街になるので静かで落ち着いた雰囲気。
子育て世帯にも人気があり、駅から離れると広い部屋に住むことも。

新宿まで乗換も必要なく治安の良さにも定評があります。
日用品を購入するのには困りません。

保谷(西東京市)

都内とは思えないほど静かで自然豊かな環境が整っています。
池袋までのアクセスもよく西側でも比較的予算を抑えて住みたい人向けです。
駅前には西友もありますしコンビニや蔦谷もあるので困りません。

治安の良さや農家も残るのどかな雰囲気と都会がちょうどミックスされたような場所です。
隣駅のひばりが丘もおすすめです。

下谷(台東区)

下町の雰囲気を感じさせる下谷は、地下鉄が最寄り駅なのもあり家賃が比較的安い地域です。
徒歩で合羽橋商店街まで行けること、浅草なども近い場所です。

落ち着いた雰囲気の住宅街に住みたい人にも下谷はおすすめ。
子供も多い地域で商店街もあり一人暮らしにも不便さを感じません。

1R7.2万円~になります。

まとめ

東京はとにかく家賃が高いので、少しでも負担を減らせる駅を紹介しました。

駅によっても雰囲気が変わってくるので、実際に散策してみて、どんな駅なのかを確認してから住み始めてもいいかもしれませんね。

長い時間過ごすことになる物件は生活を営む上で大変重要な役割を果たすので、慎重に選んで、楽しい一人暮らしをスタートさせてください。