上京費用は最低いくら用意すればいい?時期別の引っ越し費用や賃貸相場を徹底解説!

コラム

東京に上京する予定がある人にとって、どのくらいの上京費用がかかるのかは気になるところだと思います。
引っ越しにかかる費用も時期によって変わってきますし、賃貸相場などの違いもあります。

今回TOKYO LOCAL(東京ローカル)では、上京費用として最低いくら用意すればいいのか徹底解説します。

上京費用は最低いくら必要?

まず、上京費用について、結論からお伝えすると最低でも50万円は用意しておきたいものです。
上京するときにかかってくる費用として、主に以下のようなものがあります。

・引っ越し費用
・東京までの交通費
・賃貸契約に必要な費用
・家具や家電をそろえる費用

は、地方から東京に来て新生活をスタートさせるために欠かせない費用です。

もちろんどの程度の賃貸に住むのかによっても変わりますし、契約の内容によっても違います。
上京してすぐに仕事をするのか、上京してから探すのかによっても変わりますが、1・2か月分の生活費は用意しておかないと、食事や日用品すら購入できません。

仕事を始めてから給与が振り込まれるまでにも期間が空くことを念頭に置いておきましょう。

また、実際に東京に住むようになると、欲しいものもたくさん出てくるかもしれません。
上京費用は最低50万円用意すること、余裕を見るなら100万円あると安心です。

上京にかかる引っ越し費用は?

上京にかかる引っ越し費用は、時期や荷物の量、距離によっても変わりますが、平均して「5万円~10万円」はかかるといわれています。
引っ越しは時期によっても大きく変動し、1月・2月・3月の繁忙期や、お盆休みなどの長期休暇は、需要が高く引っ越し費用も高額です。
もちろん繁忙期は引っ越し業者も混雑しているため、値引き交渉などもしづらく割引も期待できません。

土日よりも平日を選んだ方がお得なプランもあり、最大1万円前後安くなることもあります。
引っ越しした後の片付けも含め、平日でも問題ないときは土日よりもお得です。

最も安い引越しの時期は、GW明け~6月中。
引っ越しする人が少ない事、祝日もなく梅雨の時期で天候が優れない分、費用がお得になっています。

引っ越しの時期を調整できるのか、平日も選べるのかによっても引っ越しにかかる費用は大きく変わってくるので、複数社に見積もりをもらったうえで、最適だと思える引っ越し業者を選ぶようにしましょう。

当然プランによっては安く抑える方法もあります。

・業者に時間帯をお任せにするフリー便を使う
・WEBからの申し込み割引を使う
・単身パックにして最小限の荷物に抑える

例えば家具や家電を東京に行ってからそろえるようにすると、同じ都内への配送であれば送料がかからずに送れるものもあります。
送る荷物は少ないほうが、段ボールの数も少なくなり引っ越し費用がお得に抑えられるので、少しでも費用を抑えることを念頭に置いて考えると良いですね。

東京の賃貸相場を解説

東京で賃貸を選ぶ時、月の家賃が安いほど初期費用が抑えられます。

東京も西高東低の傾向があり、西側のほうが家賃も高めです。
西側は、新宿・池袋・渋谷などの繁華街にアクセスしやすく、吉祥寺(武蔵野市)や麻布、六本木(港区)などおしゃれで人気の高いエリアがそろっています。
吉祥寺になると1Rでも7.5万円前後、リビング付き1LDKは14.15万円が平均です。

東京でも比較的安い賃貸相場は、足立区・葛飾区・江戸川区・杉並区になり、同じ1Rでも5万円代まで下がります。駅近の物件なのか、築年数、階数によっても変わりますが、上京費用を考えると、できるだけ初期費用を抑え、賃貸を安く済ませたいのであれば東側がねらい目です。

そちらを念頭に置いて不動産会社に相談すると、予算に合わせた物件を探してくれますよ。

賃貸費用をできるだけ抑えるには?

どんなに賃貸費用を抑えようとしても、東京はもとが高いので限界があります。
そのため、少しでも初期費用を抑えるやり方を紹介したいと思います。

敷金、礼金のない賃貸を選ぶ

物件によっても敷金礼金は大きく変わります。
なかには2:2でかかり4か月分の費用を初期に支払う必要がある物件もあるため、注意しましょう。
1:1もあれば、「敷金のみで礼金不要」の物件もあります。
初期費用をとにかく抑えたいのであれば敷金礼金のない部屋を選ぶようにしましょう。

とはいえ、敷金は退去費用を事前に預けているようなものなので、あとから支払いが必要になってくるので把握しておいて頂きたいポイント。
礼金は大家さんに対する謝礼金のため、退去時などに影響しませんので安心して下さい。

フリーレント物件を狙う

賃貸によっては入居後に1か月間は家賃が無料など、一定期間費用がかからないものもあります。
初期費用をとにかく抑えたい人や、別の賃貸から引っ越しをするときに、重複して家賃を支払う必要がないので経済的な負担も減らせます。

フリーレント付き物件は少ないので、スーモやホームズなどの物件探しサイトで「絞り込み機能」を活用し、気に入る物件があるか探してみてください。

閑散期を狙うと、不動産屋も契約が欲しいので好条件の物件を探してくれるためおすすめです。

まとめ

上京費用は、50万円以上は用意しておくと安心!ということが分かりましたね。

憧れの東京に住むとなると意外とかかるお金も多いので、事前準備が必要です。
引っ越しのタイミングによっても変わってきますので、しっかりとスケジュールを立てておきましょう。